お知らせ

日高報知新聞に掲載していただきました。

先日、浦河に放課後デイサービスをつくるということで、からし種を取材していただき、日高報知新聞で、「障がいのある児童生徒支援」という記事にしていただきました。

日高報知新聞記事「障がいのある児童生徒支援」

「HOKKAIDO NEWS LINK」日高報知新聞の記事が掲載されています。
以下、引用させていただきます。

 浦河町東町ちのみ3の医療法人社団同行会(八十川真里子理事長)は、5月1日に「放課後等デイサービスからし種」を開業する。障がいのある小学生から高校生を対象に、放課後や休日に学習支援や集団遊びの機会を提供するもので、施設の管理者も務める八十川(やそかわ)さん(37)は「子どもも親も安心して過ごせる温かい施設を目指したい」と話している。

放課後等デイサービスは、各市町村が発行する「障害福祉サービス受給者証」を持つ子どもへ、生活能力向上のための訓練や、社会との交流促進の機会を提供する。自己負担は原則1割で、残りは国や都道府県、市町村が負担する。

町内には同様の施設として町営の「児童デイサービスセンターはまなす園」があるが、送迎は行っていないため、親が仕事ができなかったり、休むしかないのが現状。からし種では学校と自宅への送迎を行い、親が仕事に専念でき、休息がとれるようサポートする。また、児童精神科・精神科の「うらかわエマオ診療所」と併設しており、10月の保険診療を開始に伴い、より充実したサービスの提供を目指す。

静岡県浜松市内の病院で精神科医だった八十川さんは以前から精神障がい者の活動拠点「浦河べてるの家」の活動に関心を持っており、夫で昨年まで浦河赤十字病院第4内科部長(腎臓内科)を務めていた武明さん(39)とともに、平成23年に浜松から浦河へ来町。八十川さんは子育ての傍ら、べてるの通所作業所の生活支援員などを務め、放課後等デイサービスの開業準備を25年から進めてきた。

当初は浜松か浦河のどちらで開業するか迷っていたが、浦河の精神医療や福祉、べてるの人々や町民との交流の中で「私たち自身が支えられ、一員として加えられている」と感じて浦河での開業を決めたという。

放課後等デイサービスは法人で運営することが求められるため、3月に同行会を設立。同月に旧吉田建設の事務所を改装した。建物は木造平屋建てで、併設の診療所と合わせて延べ面積は246平方メートル。デイサービスの部分はお菓子を食べたり、困っていることを解決できるようスキルトレーニングを行える子ども部屋が2つとパソコンを備え、インターネットでの学習支援が受けられる部屋を1つ用意する。

からし種には八十川さんと3人の指導員が常駐し、1日当たり定員10人の子どもを受け入れる。平日は下校時から午後5時、土日は午前9時から午後3時まで受け入れ、夏休みなど長期休暇中は特別時間割となる。利用料金は所得によって上限が変わるが、1日当たり800~900円。送迎は学校が堺町小、浦河小、浦河第一中、浦河高で、自宅は原則として5キロ圏内まで。

八十川さんは「ファミリー全体をサポートできるよう、親同士も交流できる場を作りたい。将来的にはデイサービスの数を増やしたり、親が家事や心の支援を受けながら生活できる共同住宅を設立できれば」と話している。

「障がいのある児童生徒支援 放課後等デイサービス開業【浦河】」HOKKAIDO NEWS LINK(北海道ニュースリンク協議会)

記事の中でもご紹介いただいている通り、放課後デイサービスからし種とともに、「うらかわエマオ診療所」も10月から保険診療を開始できるよう準備を進めています。

また、4月24日(金)には、放課後等デイサービスからし種の内覧会と利用説明会を予定しております。詳細は、別途ご案内を致します。ふるってご参加ください。

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