からし種 施設案内
からし種では、療育にあたって、集団療育を中心に行っています。保護者の同伴は原則不要です。
医療機関の施設のため、療育のみならず、医療が必要な子どもたちにも適切なサポートを行います。
集団療育といっても、それぞれの子どもにあった療育を提供します。その子の強みが発揮できるよう、サポートします。
現在、10人定員でスタッフが6名のため、完全な個別の方ばかりではマンパワーも部屋も厳しいのですが、それぞれのおこさんの
SST(ソーシャルスキルトーレーニング)もしっかり取り入れます。SSTといっても押しつけになるようなトレーニングは行いません。
大きな声で喋らないようにしましょう、廊下をはしらないで、などという大人が身につけさせたいことを練習させるトレーニングは意味がありません。
子どもたちが何に困っているか、一緒に考える。
友達との関わり、先生との関わり、勉強、遊び、うまくいかずに、困っているところを子どもたちと一緒に考え、子どもたちに答えを出してもらい、実際実践していく、そんな場にしていきたいと思っています。
子どもたちの中に、答えがある。答えをみつけていく力がある。それが浦河の伝統であり、それを引き出す支援者でありたいのです。
学習支援にも力を入れています。子どもたちの将来、自分で生活できる能力がある子が学力のせいで仕事に就けないという悲しみを背負ってもらいたくないからです。
学習支援には全国の塾、学校で採用されている「すらら」を使ったeラーニングで行なっています。
楽しく、ゲーム感覚でいつの間にかたくさん勉強していた、わからないところがわかるようになった、偏差値も上がった、そんな喜びを体験してもらえればと思っています。
子どもたちに楽しんでもらいながら、将来に必要なスキル、人間関係を育んでいけるようサポートします。
そして、これも大切にしたいことなのですが、保護者の方の育児の悩み、生活の悩みもどうぞ共有させて下さい。
保護者の方が安心して生活、育児ができてこそ子どもはのびのび育つことができます。